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子どもの考える力を育てる為には○○が必要だ!!

幸田町、岡崎市、西尾市、蒲郡市に出張専門で産前・産後のケアを中心に開業していますさくらんぼ助産院の岩本知帆です。

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10連休が始まりました。私は少しだけ帰省してきたのですが、皆様は如何お過ごしですか。

今日は我が子の考える力を育てる為に必要な〇〇について書きます。

私の親世代はいわゆる団塊の世代。学校を卒業すれは働き先があり、就職すれば終身雇用が当たり前でした。収入も年齢を重ねれば上がる仕組みで今から見ると安定した時代だったと思います。私が就職した頃は就職氷河期をちょっと脱した頃で私は医療職でしたのでそこまで苦戦せずに就職先は決まりましたが、事務職の友人は大分苦戦し希望とは違う職に就職しました。現在は、終身雇用の企業も昔の話。実力が収入に比例する時代となり、溢れる情報の中なら自分で選択し生きていかなければならない時代になりましたね。こんな時代だからこそ今重要になっているのが自分で考える力。

我が子は現在8歳~0歳、更なる情報化社会でこの子たちが生きていく未来に必須なのは『考える力』だと思います。

そして、その『考える力』を身に着けるのは赤ちゃんの頃からの親や大人の接し方がベースとなると私は考えます。

もうすぐ9か月の次女、ずりバイでどこにでも移動していきます。写真は実家での一コマ。次女は初めてこの階段に来ました。ここで質問です。

皆さんなら我が子がこの状況にいたらどう対応しますか?

落ちると危ないから抱っこして安全な場所に移動しませんか?

私はしません。ではどうするかと言いますと見守ります。この段差なら転がったところで大けがにはなりませんし直ぐに手を出せる場所で娘がどういう行動をするのかを見守りました。

娘は自分の腕を階段の下におろし手が付けるかどうかをちょっとずつ身を乗り出し用心深く確認しました。そして手が付くのが確認できたので進んできました。

そして

次の段もきちんと手が付くことを確認し居りていきました。

近くに居た祖父が「危ない!」と抱っこしようとしたのを制止して祖父にも見ていて貰ったので、祖父から一言「この子は凄い♪天才だ」と。興奮していました。

「うちの子は天才です」と言いたいですがどの子も出来ます(笑)8か月の子でもきちんと考えて行動出来るんです。祖父や多くの大人が知らないのは自分の判断で子供の行動を止めてしまうから。

帰省中に、あった公園での一コマも大人の判断で止めてしまう例が多数。この親御さんたちは我が子にどうゆう大人になって貰いたくて行動しているのか凄く気になりました。

ちょと水たまりがあると「濡れちゃうから」と手を引き避ける。

勢いよく走ろうとすると「転んじゃうでしょ」と手を繋ぎ走らせない。

アスレチックにチャレンジしたい子に「まだ出来ないからあっちにしようね」と子供のチャレンジを止める

砂場でダイナミックに遊ぶ子に「お洋服と靴が汚れるからやめて」と遊びをと中断させる

その他にも親御さんたちの我が子へあーしなさい。こーしなさいの「指示の声かけ」がめちゃくちゃ多い><

。。。。何のために公園に来たんですかーーーーー???

8歳、5歳、3歳の我が子達は日頃そんなに整備されていない山や野で遊ぶことが多いので結構危険な場所もあります。そんな場所でも私はこれ以上すると本当に大きな怪我や事故になる時以外は止めません。

何故かというと、危ないかどうかも自分で考えて行動してもらいたいから。

考える事=危機管理能力ですし生きる力だと思います。

我が子にそんな考える力をつけてもらうためには幼少期にどれだけチャレンジし、失敗できたかだと私は考えます。失敗するからこそ次はどうしようか更に考えます。

子ども達が十分にチャレンジし失敗出来るために私たち大人に必要なこと。それは『見守る』ことです。

これが、今の親御さんには少ないと私は感じます。

何か起こる前に止めてしまう。「転ばぬ先の杖」が大切なこともありますが常に杖があって転ばない生活では、親から離れた時に杖がないと自分では全く行動できない子に成長してしまいます。いわゆる指示待ち人間です。

基本的に公園はきちんと整備されてますので車の往来のない場所でしたら、子供の手を放して行きたいところに行かせ、子供がチャレンジしたいことは見守ってあげてほしいのです。

子供が実際にはまだ出来ないアスレチックでも自分でトライし、出来なかったという経験はその子の学びになります。次に来た時に前回より出来るようになっているかもしれません。そんなチャンスを親の判断で無くしてしまうのはもったいない。

公園では3歳の娘も8歳、5歳の兄二人がやっているアスレチックにトライしましたが全く出来ず、しかしアスレチックの下で兄たちがどうやって登っていくのかをよーーく観察していました。←この行動が次に繋がるんです。

子供は遊びの中からとても多くの事を学びます。今の自分は出来なくても他の子の遊びをよく観察することは次来た時に生きてきます。

また、服や靴が汚れるのが気になる親御さんは汚れても良い服で遊ばせてあげてほしいです。

幼少期に一つの遊びに集中することでその後の学習や仕事の収集力の持続に繋がると言われています。服が汚れるのを気にしながなでは目一杯遊びに集中出来ません。

ただ、お子さんを放置してとは言っていません!たまに、スマホやママさん同士の会話に集中しお子さんを全く見ていない方を見かけます。これは危険です。

もちろん、遊具を使う順番を守るとか他の子を押したりする危険な行為は止めなければなりませんので親御さんは我が子はしっかり見ておく必要はあります。

滅多にありませんが、これ以上の行動は大けがに繋がると思う時は私も止めますし、危ないことにチャレンジしている時は本人には気づかれないようにですがいつでも手助けできるようスタンバイしています。

今日の内容は子どもの遊びの中での一コマですが生活全体を通し子供が自分で考えて行けるように私が気を付けていることは余計な声かけ(指示)はなるべくせず、自分で出来る事は自分でやってもらうように見守ります。

このスタンスで子育てしていると、1歳過ぎには自分で着替えをしだしたり、2歳にはボタン付きのパジャマも自分で着替えれたり子供は親が思っているより出来ることが多いことに気づきます。もちろんその子の力量もありますので助けることもありますが、手助けも見極めが大切です。

宿題も本人が必要と思えは自発的にやりますので「宿題やりなさい」とは言ったことはありません。

まとめます。

溢れる情報の中なら自分で選択していかなければならない時代に生きる子供達に『考える力』を十分につけてもらう為に私達大人が今出来る事。

それは子ども達がたくさんチャレンジし、失敗出来るために『見守る』ことだと考えます。

最後に、草原でくつろぐ次女。クローバーは数本味見しました(^_-)-☆

幸田町、岡崎市、西尾市、蒲郡市に出張専門で産前・産後のケアをご希望の方はさくらんぼ助産院の岩本まで。

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岩本 ちほ

Chiho プロフィール

1983年 福島県生まれ

2006年 日本赤十字北海道看護大学卒業

2006~2012年 総合病院勤務

2011年 長男出産

2013年 次男出産

2014年~ 産婦人科クリニック勤務

2016年 長女出産

2018年 次女出産

2019年 助産院開院

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