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集団乳児検診を受けてモヤモヤするんです

幸田町、岡崎市、西尾市、蒲郡市に出張専門で産前・産後のケアを中心に開業していますさくらんぼ助産院の岩本知帆です。

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今日は市町村の保険センターで受ける乳幼児健診でモヤモヤすることについてお話します。

住んでいる市町村によっては乳児健診を集団ではなく小児科に委託されて、かかりつけの小児科で健診を受ける場合もあります。

うちには子供が4人いるので複数回3-4か月と10か月付近1歳半と3歳で集団検診を受けているのですが時折モヤっとすることがありまして、それは医療従事者の言葉。

私も普段から気を付けていますが、医療従事者の言葉は特に初めてのお子さんを育てているママには重く刺さることがあります。

健診に行った時に担当者から言われた一言。言った方にそんな意図はないと思いますが子育てに一生懸命なママはこう受け取ることがあるんです。

「小ぶりちゃんですね~」と言われると「うちの子、他の子より成長が良くないのだろうか?」「おっぱいが足りてないのかな?」

「大きいですねー」と言われると「うちの子太ってる?」「ミルク(離乳食)あげすぎかな?」などママはこの子は順調ではないのかな?と不安になるんです。

 

先日あったご相談事例「ちょっと体重の増えがいまいちなのでこのままなら小児科に受診してくださいね。」以上。←これ、ママはどうやって判断したらよいですか?具体的にお伝えしないとママは不安になるんです。。。

その場で「体重増加がいまいちかどうかはどうしたら判断てきますか?」と聞ける方は少ないと思います。

事例の方はご自身で助産院を探しご連絡頂きましたが、健診後から連日、モヤモヤと不安な日を過ごされていました。

 

今回の場合、健診で「体重の増え方がゆっくりなので近いところでもう一度経過をみせてもらえませんか?」と近い日時で確認できる場を設けるとか、予防注射などで小児科に受診予定があるなら「体重も一緒に見てもらえるかな?」と提案するとか地域の助産師さんを紹介するとか今回の健診結果を受けて、次にママがどうしたらよいのかの具体的な事をお伝えしないと言いっぱなしなんです。

もちろんおっぱいの状態や授乳、排せつといった情報も踏まえてママと次どうしていくかをママの負担が少ない方法で考えてご提案してほしい。

集団検診は短時間にたくさんの親子に対応しますし、虐待や成長発達などもろもろスクリーニングを兼ねているので一人にかけれる時間は十分に持てないのですが、最低限、困ったり悩んだときに相談できる場所や方法を伝えてほしいんです。

この件は数か所の保健センターの保健師さんとお話したことはありますが、「保健センターに電話してくれれば」、とか「中々ケアに時間が取れなくて」とか言われまして、保健師さんの言われることもわかります。

ですが、どうしても受け身体制。ママから何かアクションしてくれたらこちらは対応出来ますというスタンスなんです。

色々と掲示物や配布物でママに相談窓口をお知らせしているのですが、いざと言う時に中々ママに届いていない。

なので、健診の時に一言「こんな時はこんな場所や方法があるよー」と付け加えて貰えるとママの不安解消の手助けになると思います。

ひと昔前ですと、近所のおばさんとか兄弟とか親とかが関わって『子育ては地域みんなで』という環境がありましたが、地域差はありますが現在は地域のつながりが希薄になってきていますので、ママは一人で抱えがちなんです。

初めて赤ちゃんを育てているママは目の前の赤ちゃんに一生懸命ですし頑張っているんです。

初めての事ばかりでちょっとしたことが気になるし不安になるんです。

もちろん二人目、三人目のママには初めて育児にはない悩みや不安も出てきます。

そんなママに寄り添っていくことが開業助産師である私の仕事だと思っています。

あくび

私も2男2女の子育て中ですので、多くの方々に支えてもらって子育て中です♪

幸田町、岡崎市、西尾市、蒲郡市に出張専門で産前・産後のケアをご希望の方はさくらんぼ助産院の岩本まで。

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岩本 ちほ

Chiho プロフィール

1983年 福島県生まれ

2006年 日本赤十字北海道看護大学卒業

2006~2012年 総合病院勤務

2011年 長男出産

2013年 次男出産

2014年~ 産婦人科クリニック勤務

2016年 長女出産

2018年 次女出産

2019年 助産院開院

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