今日は赤ちゃんが暑さ・寒さに適応できるからだに育つためのからだの土台作りについてお話します。
赤ちゃん受精卵から10か月間、お母さんの子宮の中で羊水に守られながら常に適温で生活しています。
それが一度、おぎゃーと生まれてからは暑い、寒いなど子宮の中とは比べ物にならない程刺激的な環境に置かれます。
現在の住宅は気密性が良いので隙間風で冬場は外気温と大差がない住宅は少なくなってきたと思います。
また、冷暖房設備が整った環境での生活が当たり前になってきており
暑い夏は水遊び、寒い冬は雪遊びなど季節に合った外での遊びをあまりせずに適温の屋内遊びが中心に生活をしている子供も増加しています。
実はこの常に適温で生活させることは赤ちゃんや子供にとってからだの体温調整を自分で上手に出来ない子にしかねないのです。
自分でうまく体温調節できない子はどうなるか、冷暖房完備の欠しい小学校などでの生活に順応できず体調不良を起こしたり最悪、倒れます。。。
熱中症にもなりやすく、また、熱が十分につくれないので寒がりの子になります。←うちは第1子の長男が寒がりです。
アフリカは常に暑く、アラスカは常に寒い環境ですが日本には四季があり、四季それぞれに気温環境が異なります。
アフリカの人はなんであんなに暑い環境でも生活できるかと言いますと、私たち日本人以上に汗を出す腺が多くあり暑さに対応できるようにからだが出来ています。
また、アラスカの人は褐色脂肪細胞という人間の熱を生産する細胞がからだに多くあります。これは生まれつきも多少ありますが、生まれた場所の環境に合わせて順応できるようにからだが成長していくのです。
そしてこの順応性が育つ時期が0歳から2,3歳までと言われています。
日本は暑い夏も寒い冬もありますので汗をかく腺も褐色脂肪細胞も十分にあるからだに育ててあげることが
これから健康に生きていく上で大切なからだの土台作りとなります。
では、どうしたらこの二つが備わったからだになるか、、、、
それはズバリ、、、、、
暑い夏はきちんと暑さを感じ、汗をかく環境に
寒い冬にきちんと寒さを感じる服装や環境で遊ぶことが大切になります。
とは言っても今年の夏、名古屋では外気温が40度なんて日もありましたので、そんな日はきちんと冷房を使用してくださいね。
えっ?それだけ?と思った方、お子さんの生活環境はどうですか?
意外と意識して生活していないと適温での生活になってますよ。
具体的なお話は次回に(^_-)-☆
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